元旦の朝 ウォーキング
元旦の朝、一番にしたことは、ウォーキングだ。
年末に風邪ぎみで、少しお休みをしていたため久しぶりだ。
ビニールの手袋に、45リットルのゴミ袋2つ、小さ目のショッピング用のビニール袋2つの準備を完璧にして、スタート。
コースは淀川の河川敷から毛馬橋に向かうという約1時間。
なぜ、こんな準備物がいるのかというと、ウォーキングをしながらゴミ拾いをしているのだ。
河川敷は土の道で、雑草や石ころが見られる自然の道なのだが、
そこには土に返らないお菓子の袋やタバコの吸殻(フィルター)が散乱しているのだ。
それが気になってしょうがなかったのだが、どうしたらいいのかわからない。
ひとつふたつのゴミを拾ったところで、ほかのはどうなるのか・・・目障りなゴミを見つつウォーキングをしていたある日、
私は、あの方と出会ってしまったのだ。
ゴールデンレッドリバーを2頭連れて、右手に小さなスパーの袋をつけ、左手にスーパーの大き目の袋をもち、フットワーク軽くゴミや吸殻を拾い集めながら歩く男性。
その軽快な動きと手早さに感心してしまった。
そしてゴミ箱のあるところでは、そこにあるゴミ袋の口をしばって外に置き、
どこからかあたらしい特大のゴミ袋をだして、ゴミ箱に装着しているのだ。
その道?のプロにような周到なその動きに、かなりの年季を感じた。
彼とはそれから、週に二三回は出会うようになり、私はそのゴミ拾いの技を盗み見し、自分でも始めることにしたのである。
それからは、私の心の中では、その方を「師匠」と読んで崇めているのだ。
これまで、師匠に一度だけ「おはよう」と言われたのが、
ゴミ拾いの励みとなっている。(笑い)
ゴミを拾っていると、いろんな人に声をかけられる。
ウォーキングエリアでの登場人物が増えて、一人ひとりのドラマと交差することがある。
そんなこともおもしろいし、
拾うゴミの種類から、どんな人が捨てたのか、何が売れているのかなど、
マーケティング情報も入手できる。
ウォーキング&ゴミ拾いは、楽しくすることが大切だ。なぜなら、私を見ている人が不愉快にならいために。
「こんなゴミすてやがって」みたいな顔で苦しそうにしていると、迫害される恐れさえある。
楽しそうにやっていると、わたしもやろうかしら?と思う人が出てくる可能性がうまれるのだ。
私のウォーキングのもうひとつの楽しみは、観音菩薩様へのお参りと神社への参拝。
ただ歩くだけだと、飽きてしまったり、つまらなくなる。
他にも、NHKの「バロックの泉」を聞くとか、渡り鳥や漂流する亀を観察するとか、
いくつもの楽しみをつくって、私は歩いている。
毎日は無理だが、師匠を見習って、これからも精進しよう。
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